この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
相談者は、30代女性で、夫が数年に渡り風俗店の女性と不貞関係にあることに、夫のLINEで気がつきました。相談者は夫のLINE履歴を写真撮影して証拠保全し、また、不貞相手の女性についても、興信所に依頼して勤務先店舗、住居(表札なし)、使用している自動車の車種・ナンバー等を突き止めました。
解決への流れ
夫と不貞相手の女性の膨大なLINE履歴を詳細に検討し、明らかに不貞を裏付けるやり取りについて表で整理し、分かりやすく証拠化しました。また、不貞相手の女性について、上記情報では氏名が不明でしたが、車のナンバーからその氏名を調査し明らかにすることができました。
不貞慰謝料として200万円を受領することができた他、財産分与についても、風俗店で浪費した財産についても夫の通帳の履歴から金額を特定し、相談社側に有利な条件で調停で解決することができました。不貞相手については、風俗店勤務の女性ということで、不貞・離婚慰謝料等の請求はしませんでしたが、住所・氏名を特定していることは、調停での交渉を有利に進める上で、重要な要素となったものと考えられます。